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あそび

知りたい

子どもにとって、身の周りにあるもの全てがあそびへと繋がっていきます。

触ったり、舐めたりしながら、「おもしろそう」「たのしそう」「ふしぎ」を探しているのです。

そのうちに、好きなことを見つけ夢中になってあそび始めます。

あそびの中に自分らしさを見つけ、時に思い通りにならない体験や失敗を経験します。

そんなことを繰り返しながら、子ども自身が興味・関心を抱き、

自発的にあそびを作り出していく様が「学び」へと進化するのです。

「あそび」の中に、「学びの芽」があります。
「おもしろそう」「たのしそう」「ふしぎ」が、「知的好奇心」へと、「好きなことに夢中になること」が「探究心」へと変わります。
そして、自ら課題を発見し追求すること、自分の内なる求めに従い行動し思考を集中させること、そこにこそ「学びの芽」が育まれていきます。
ママやパパが、子どもとのコミュニケーションをとりながら、子どもの行動から「どんなものに興味を持っているの」、「何が好きなの」、を感じた時が、あそびへの入り口になるのではないでしょうか…。

子どもは、ひとりひとり、それぞれです。~子どもの興味関心、体の機能発達の段階によって・・・~
子どもが、周りのものに興味を持ちはじめたら、体の機能の発達を目安にたくさん遊びましょう。

ねんね

  • 0~2か月
    無意識にからだが動く反射運動のころ

    ガラガラ、揺れるもの(メリーゴーランド)

  • 3~5か月
    首がすわり視界が広がる

    音の出るもの、おはしゃぎ遊び(いないいないばあ遊び、くすぐり遊び 等)

  • 6~7か月
    初めての移動運動・寝返り、お座り、うつ伏せでひとり遊び、2つのものを比べたり

    ボール・ソフト積木・手のひら全体でつかめるもの

はいはい

  • 8~10か月
    お座りの姿勢から腹ばいへ 行動範囲が広がって

    チェーンリング、布、紙、ボールや乗り物等動くものを追いかける

  • 11~12か月
    目で見て目的をもって行動し、探求心が旺盛になる

    ものを押す、叩く、引っ張る、つまむ、はがす、めくる、握る、蓋の開け閉め、家庭用品 等

よちよち

  • 1歳~1歳6か月
    歩き回る楽しみ「やつてみたい」意欲の高まる

    絵本のページをめくる、クレヨンを握って殴り書き、型落とし、型はめ、積み木積み、引き車、押し車 等

  • 1歳7か月~2歳
    何でもやりたい時期始まり、関節を調節する力ができ、小走り

    はめ板遊び、シール遊び、ブロック、箱積木を並べその上を歩く、道具を使う、クレヨン(線・ぐるぐる・円)

あるく

  • 2歳前半
    手、指の操作の巧みさと走る楽しみ、イメージの世界の広がり

    パズル、紙をちぎる・丸める、のりをつけて貼る、スナップやボタンのついた布、足で蹴って動かすもの、積木を6個くらい積む、洗濯ばさみ 等

  • 2歳後半~3歳
    手指操作とからだのコントロールする力がつく、2つの動作を同時に行う

    ボタンかけ・はずし、ひも通し、棒さし、色・数への興味概念、スプーンですくう、見立て遊び、友だちとわらべ歌遊び 等

  • 3歳前後
    活動のレパートリーが広がる。潜る・隠れる・ 逃げる・ぶら下がるなどのいろいろな動作

    積木でトンネルを作り乗り物をくぐらせる、クレヨン(顔らしい表現)、いろいろなボール遊び、積み木を高く積む、新聞紙をちぎったり丸めたり、はさみで切って貼る、粘土をちぎって積む 等

※子どもの成長は、一人ひとり違います。あくまでも、目安として考えていただけると幸いです。

参考:0・1・2歳児の世界 保育のいとなみ 心とからだを育む遊び 「第2章 発育に沿った遊び」 編著 今井和子

意外と手を抜きがちなのが、おもちゃの消毒。
毎日、遊ぶものだからこそ、きちんとケアに気を付けたいですね。
赤ちゃんが手に取るだけでなく、口に入れたり舐めたりする乳児のおもちゃは衛生を保ちましょう。
舐めても平気な殺菌消毒剤を説明書に書いてある濃度に薄めた液で絞ったタオルで気がついたときに拭くとよいでしょう。よだれが多いなというときには回数を増やしてください。外出時は、除菌のウェットティッシュで代用できます。(殺菌消毒剤は、購入時に成分を確かめましょう。)
現在、コロナ予防対策効果もあります。習慣にしていきましょう。