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知りたい

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2020年11月06日

ハザードマップを確認し、自分の居住地や勤務先・子どもの学校や預け先の位置を確認しておく

災害が起きたそのとき、子どもを抱えて、自分と子どもの防災バッグを持って、避難所へ徒歩で移動できるかどうか、シミュレーションしておく
 (複数の避難ルート)。雨の日や夜に実際に歩いてみる。

普段生活している場所やいつも通る道路には危険はないか、どの時点で避難すれば良いのか、具体的に対策を考えておく

*地域や自宅周辺の危険な場所を知ろう!
 □ブロック塀(震度5以上で倒壊の恐れあり)
 □住宅密集地(火災や倒壊で避難経路が塞がる可能性がある)
 □屋根瓦を使っている家
 □根元が腐っている柱や看板
 □高所にあるエアコン室外機
 □自動販売機
 □空き家
 □崖が近くにある=土砂災害
 □川が近くにある=浸水

子どもに親の連絡先を教えておく。メモをパスケースなどに保管できるようにする

両親の携帯番号と親以外で連絡をとれる番号(友人・ご近所など)

災害発生時の行動を家族で話し合う。

・集合場所=避難所とは限らない 家の近くの学校・病院・スーパー等の広い駐車場・公園
・連絡の取り方 平日のパパとの連絡の取り方、保育園・幼稚園・学校からの連絡は?保護者用のメール登録を!
・災害用伝言ダイヤル「171」  音声の録音再生で連絡を取り合える
・災害用伝言版「web171」  文章で連絡を取り合える
・SNS上に「グループ」の作成
・無料通話アプリの活用  基地局が無事が条件 繋がりづらさを解消
・子どものお迎えの役割を決める
 保育園・幼稚園・学校の災害時のガイドラインを確認して、家庭での基本ルールを決めましょう

日頃から近所付き合いを積極的に行う。

日頃から近所付き合いは大切にしたいものです。町内会の清掃活動や防災訓練などの行事に家族みんなで参加し、自分のこと・家族の存在を近所の方や自治会に知ってもらうことで、災害時に助け合いの和が広がります。

車のガソリンは半分になったら給油しておく。

ガソリンスタンドの行列の様子は記憶に新しいですね。

スマートフォンや携帯電話の充電を、まめに行う。

避難所で充電ができるとは限りません。

防災に関するアプリをダウンロードしておく。

スマートフォンに雨雲レーダーや星座のアプリを入れておくと役に立つことがあります。

家の中のモノを片付ける。

・避難の動線に物を置かない
・モノは落ちてくるだけではなく、飛んでくる場合もあります。
・出入口をふさがないような家具の配置を考えるようにしましょう。
・家具の配置と棚やタンスの下段に重心を持っていく。転倒しにくくなる。
・100均のすべり止めで家電を固定、炊飯器やトースター、電子レンジ

車に水・非常食・簡易トイレ・ひざ掛けなど積んでおく

普段から家族に行き先を伝える 居場所がわかるようにしておく

地震保険の加入や火災保険の内容の見直し

寝室には背の高い家具や割れ物を置かない。

夜はきちんと睡眠をとる。

災害時は熟睡できるとは限りません、寝不足は体調を崩しやすくなります。

食料品は日頃から少し多めにストックしておく。

おせんべい・クッキー・チョコレート・カップラーメンなど普段でも食べるものが非常食にもなります。

■出かける際は、お菓子・水筒を持ち歩く。
・防災ポーチを知っていますか?  普段のバッグの中に入れておくと、いざという時に役立ちますし、普段のお出かけにも邪魔になりません。
マザーズバッグを卒業されたママや子どもたちにもおすすめです。ポーチは手持ちの物で大丈夫です。
・「防災ポーチの中身の例」  ばんそうこう・携帯用除菌クロス・マスク・ハンカチ・ペン・メモ・家族の写真・常備薬・あめやガム

■妊婦さんは常に母子手帳を持ち歩く
・母子手帳は母体の健康状態がわかるように記されています。日頃から持ち歩き、もしもの時に備えましょう。
・妊娠初期の場合は、外見からでは妊娠がわかりません。「おなかに赤ちゃんがいます」のバッチを常に持ち歩き、助けてもらいましょう。
・非常食として、つわりで辛い時でも食べられるものを持ち歩きましょう。
・突然の破水や妊娠中はトイレが近いことやストレスによる尿漏れに備えて大きめの生理用品

■マザーズバッグはそのまま防災バッグになる
マザーズバッグは子どものお世話に使用するものが入っています。そのまま、子ども用の防災バッグとして活用できます。
常に衣類やオムツ・おやつなどマザーズバッグに用意しておきましょう。保険証のコピーも忘れずに。

■非常食を食べてみることも、防災対策のひとつ
防災アイテムも買って安心するのではなく、いざという時に備えて使えるようにしておくこと。 食べるまでに時間がかかる非常食もあります。(水で戻し1時間など)

備蓄食を試食した体験談

ネットの情報などを参考にスタッフが食べてみたい備蓄食を集めました。
意外とスーパーなどには売っておらず何軒かのホームセンターで買い集め、家族で試食!
一番人気はお湯がなくても、水で60分待って作れるカップラーメン。子どももパクパク食べていました♪
炊き込みご飯やお餅も水だけで作れます。お餅はすぐにとても柔らかくなって驚きました。
「野菜が不足しそう…」と買った野菜たっぷりのスープも冷たいままおいしく食べられました。
缶に入っているパンやライスクッキーも初めて食べましたが、子どもにも食べやすい味で備蓄食とは思えないほどのおいしさでした。
「備蓄食はおいしくないのでは?」という疑問がなくなり安心しましたが、今回は水から作るものが多く、全部冷たい食事だったので、この食事が続くと少しつらいかも…と思いました。湯沸かしBOXなどお湯を沸かせるものがあるといいかもしれません。
また「普段の食品で非常時にも使えるものを多めにストックしておくのもいい」と教えてくださったので、おせんべいや缶詰なども活用していきたいと思いました。

参考資料
座間市 子育てファミリー向け防災ハンドブック 
大仙市 子育て世代の防災ハンドブック 
赤ちゃんとママを守る防災ノート 
妊産婦さん向け防災ハンドブック