熊谷市報KUMAGAYA 令和3年6月号 防災特集をご覧ください!
2021年06月05日
早いもので、もう6月!!暑い夏がすぐそこです。その前にはジメジメ☂ シトシト☂ の梅雨が来ます。外遊びができなかったり・・・、洗濯物が乾かなかったり・・・、家事や育児にとっても何かと好ましくない時期ですね。すっきりと晴れた青空が恋しくなる時でもあります!
夏が来ると、思い出すのが、台風!!記憶に新しいのが2019年の「台風19号」関東上陸ですね。お子さんが生まれたり、環境が変わったママやパパも多いと思います。もしもの時を考えておくのはとても大切です。この機会に家族で話をする機会をもってみませんか?
在宅避難 「できる?」 「できない?」
子育て情報誌「ホップステップジャンプ」VOI.38の特集でも取り上げられました。2019年10月の台風19号の時に「警戒レベル4」の発令で緊急避難を余儀なくされた地域がありました。その時に子育て中の親子の行動アンケートの結果を報告されています。
回答者数 570世帯中
避難所や実家等に避難した 67世帯 に対し
避難しなかった(自宅の垂直避難を含む)のは 427世帯 でした。
コロナ禍の今、避難が必要な災害が起きた場合
感染症対策の面からもできるだけ「密」にならないように避難の分散が必要になります。
ホップステップジャンプのアンケート調査の「避難しなかった」理由には
①乳幼児がいるので、雨の中の避難が困難だったから
②赤ちゃんがいたので避難所ではなく、実家に避難した
③自宅の2階に必要なものを用意して過ごした
と今回の特集にもある「垂直避難」や「縁故避難」を自主的に行っていた状況が分かりました。
今後、避難が必要な事態が生きた時、判断に迷ったら
「避難しない理由」ではなく「するべき理由」を最優先に考えましょう。赤ちゃんや子どもがいる家庭は避難が難しくなる前に行動しましょう。
避難のタイミングは「準備を早めに済ませて、警戒レベル3」で!
前回の台風19号の時は
ニュースなどで、台風による被害の想定を知らせて、早めの避難準備を勧める情報が多く発信されたことで、スーパーなどの店頭から品物がなくなったり、「必要なものを準備できなかった」と答える人が多くいました。
どこに避難しても、備蓄や情報収集は必要です。日ごろから「自分や子ども、家族の身を守るには何が必要か」考え準備をしておきましょう!
災害弱者としての自覚を持ちましょう!
妊娠中や産後の女性、乳幼児は災害時に、支援が必要となる人たちです。自分の存在をまわり(地域)の人に知ってもらえるように、日ごろからあいさつ等を通して顔見知りを増やしましょうね。