ママの孤独って
2021年07月25日
子育てをしていて、不意に孤独を感じる瞬間はどんな時ですか?
育休中で仕事を離れ、実家からも遠い場所で一人子育てに追われながら、コロナ禍の今は特に、制限付きの生活で、自宅と近所の公園など限られたエリアで、思い通りにいかない子育ての毎日を過ごしていると、無力感にも似た孤独に打ちのめされてように思う人は少なくないでしょう。
「子どもと自分だけで家に居るとき」・・・
「公園などで話し相手が居ない」・・・
「体調がすぐれないとき」・・・
財団法人子ども未来財団の資料を基にまとめた厚生労働省の資料には、実際に母親に対して、孤立感を解消できると思う方法を聞いた情報として、孤立感を解消するための方法が掲載されています。
育児から解放されて気分転換する時間・・・54.2%
話したいときに話せる相手(メール・チャットなども含む)・・・48.8%
子育てについて相談できる相手・・・41.6%
パートナーが子育てにもっと時間をとって実際に関わるようになれば・・・40.6%
パートナーが子育ての喜びや大変さ、自分の孤独感を受け止め、共感してくれれば・・・37.6%
仕事や自分のしたいことができれば・・・36.3%
といった状況がかなったとき、孤立感や孤独感は大いに軽減される可能性が高いとされています。
話したいときに話せる相手(メールなども含む)・・・48.8%
孤立感や孤独感が大いに軽減される可能性が高いとされている
「話をする相手がいる」ママばかりではありません。
もともと人とにかかわりが苦手な方もいますね。
相手は姉妹や自分の母親、幼なじみの友達、旧友など、「話したいときに話せる」という点を重視すると、長い付き合いの相手の方がいいかもしれませんが、
遠くにいて会えない
まだ結婚していない
子育ての経験がない
など、生活環境や事情が違うと、「余計に孤独を感じてしまうんです」と話すママもいます。
「子育てに関する悩みについて気軽に相談できる人や場があること」
「子育てをする親同士で話ができる仲間づくりの場があること」
を目的とするひろばなどで顔見知りになった日の浅いママ友でも、話す内容や悩みも同じで気を遣わずに、話したいときに気軽に話せる相手であれば、最適の相手になってくれるかもしれません。
相談室でも、「先生、聞いてください!」を待ってます!!長い夏休みが始まりました。子どもたちでにぎやかなで大変な日々の中、愚痴やうっぷんが溜まったら訪ねて来てくださいね。