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知りたい

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2020年11月06日

いざという時にあると便利なものは数多くありますが、すべてを揃えることは大変です。

防災リュックの中に食糧はそれほど必要ない?!

災害時に持ち出すための防災リュック、万全に準備をしている方はどれくらいいるでしょうか。

<チェックシートに記載があったもの(一部抜粋)>
・2~3日分の非常食
・500mlペットボトルの水6本(1人2本×3日分)
・おむつ、おしりふき
・子どもの着替え一式
・ブランケット
・おもちゃ
・母子手帳と保険証、お薬手帳のコピー etc

このようにリストのものを揃えていくと、ずしりと重く、リュックを背負い、子どもを抱きかかえて避難所まで行くことは、とても困難です。
「防災リュックには、実はそんなに食糧を入れておく必要はないんです」

家庭のライフスタイルに合ったアイテムを用意しよう

めがね、薬、生理用品など、人に応じて要・不要が異なるアイテムを入れておくことが大切です」水や食糧といった生命に関わるものは、救援物資として支給されるので、救援物資が届くまでの3日分程度を自宅に備えておけば充分です。

本当に用意すべきなのは

被災時になかなか手に入れることのできない「うちの家庭に必要なもの」なのだそうです。
「オムツが足りなくなって困った」
「粉ミルクを作るためのお湯がなくて苦労した」
家族の一日の生活を振り返り、災害時に入手困難であることが予想されるものを意識し、準備しておく必要があります。

あるアンケートでは、「温かいものが食べたかった」という声が多く寄せられたそうです。余震やガス漏れの不安がある中で、火を使った調理は難しかったことが伺えます。
発熱剤を使った防災グッズは、食事だけでなく、哺乳びんやタオルなどを温めることができるので、小さい子どもを持つ家庭には特におすすめです。

参考資料
座間市 子育てファミリー向け防災ハンドブック 
大仙市 子育て世代の防災ハンドブック 
赤ちゃんとママを守る防災ノート 
妊産婦さん向け防災ハンドブック