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知りたい

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2021年01月29日

NPO法人ファザーリング・ ジャパンがスリール株式会社と実施した「コロナ禍前後の妊娠出産アンケート」を行いました。ここではその内容と取り組みを、NPO法人ファザーリング・ジャパンの許可をいただきご紹介したいと思います。



〈調査概要〉
・調査名:「コロナ禍前後の妊娠出産アンケート」
・調査方法:インターネットリサーチ
・調査地域:全国
・調査期間:2020年8月11日~23日
・調査対象:コロナ禍における妊婦およびその配偶者、子育て中の男性女性558人

その結果からは見えてきたのはコロナ前後で大きく変わってしまった妊娠出産環境でした。

アンケートではコロナ禍前後の妊産婦およびその配偶者に同じ質問をし、希望することとその実現率を比較しています。

「妊婦検診のパートナーや家族の同伴」について、

コロナ前の出産では、同伴希望に対し9割近くが実現(87%)していた。

コロナ禍の出産では、同伴希望に対し実現したのは32%となり、コロナ前後で実現率は半減

「民間企業・団体等の両親学級等の受講」について、

コロナ前出産での実現率は60%

コロナ禍での実現率は16%と、コロナ後の両親学級等の受講実現率は大幅に減少しました。

「パートナーや家族の立会い出産」については、

コロナ前出産では、立ち会い希望に対し87%が実現していたが、

コロナ禍出産の立ち会い希望者83%に対し実現したのは、半分以下の40%という結果になりました。

やはり出産時にママのそばに居てあげられない、我が子の誕生という貴重な瞬間に立ち会えないという現状は辛かったとの意見もあります。そして一緒に産院でエコーの画像をみたりしてママの体調や赤ちゃんの成長を知るだけでなく、父親としての自覚を養う上でも大切な「妊婦検診」や、夫婦一緒に学ぶ機会を持つことができる「両親学級」への参加実現率低下も悩ましいと考えます。

不安が募るパパママも安心して新しい命を迎えられるように、こうした問題を解消できるように

『コロナ禍における新しい妊娠出産環境を整えるためのチェックリスト』は作成されました。
チェックリストは以下の3構成になっています

●「妊夫婦のチェックリスト」

●「妊夫(妊婦をパートナーに持つ男性)社員が勤務する企業チェックリスト」

●「妊夫婦の周囲の人チェックリスト」

ダウンロードしてご覧ください!