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子育て相談へのお返事

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癇癪について
癇癪について

2歳の息子を育てています。
最近癇癪が凄いのですが…
公園でも支援センターでも、お友達と遊んでいて、お帰りの時になると、癇癪をおこします。
他者との関わりやコミュニケーションをとって欲しい気持ちもありますが、遊びの場を考えたり、癇癪が起きないようにしたらいいのでしょうか。
それとも気持ちの切り替えの面で、経験させた方がいいのでしょうか。
2022年03月18日
すず さん

くまっしぇからのお返事

お返事更新日:2022年03月23日

たじまっこ相談室

すずさんコロナ禍での子育ては何かと大変かと思います。

「イヤイヤ期」「魔の2歳児」と耳にしたことあるかと思います。癇癪は成長過程の一過性のものとわかっていても所かまわず大声で泣き叫んだりされますと困ってしまいますよね。

対処法はお子さんにより多少違うかと思いますが、癇癪起こした時点では、何を言っても入らないと思います。まず、危険がないよう見守り、少し落ち着いたところで
「何がいやだったのかな?...」「どうしたかったのかなあ?...」と声かけたり、ぎゅっとハグしてみるとか、違う方向へ興味が向くように言葉かけしたり色々試してみて下さい。

会話が今より出来るようになり「自分の意志が通じて相手が分かってくれた...」が増えるようになると徐々に落ち着いてくると思います。すずさん、子育ては一人じゃない一緒に考えていきましょう!

すずかけ相談室♭

すずさんへ
2歳児の男の子の子育ては大変ですね。
年齢的に自己中心的な時期なので、他者とのコミュニケーションはなかなかうまくとれません。

大人が入ってあげてやりとりを教えてあげることで学んでいきます。お母さんが声をかけ周りの様子を気づかせてあげましょう。年齢が上がってくると周りを見て自分で判断できるようになってきますよ。片付けをするときに癇癪を起すということですが、子どもにとって「もうおしまい」とか「終わり」という言葉は余計パニックになりやすいかもしれません。

「もう少し遊びたかったね」と気持ちをくんで、気をそらせていくのも良いと思います。

激しく癇癪を起すとお母さんは辛く外出も億劫になりがちですが、支援拠点「ひろば」は人とのかかわりを学ぶ良い場ですから、気にしないで遊びにきてくださいね。

くまっしぇ

すずさんへ

2歳のお子さんの癇癪に付き合うのは本当に根気のいることですね。ママだって何もかも放り出してしまいたくなります。

2歳のお子さんは思考もある程度できるようになり、自分のしたいことがはっきりしてきますが、その一方でその気持ちを伝える方法がまだ未熟で、自分の考えている自分像と現実のギャップに悩む時期です。

「やりたいけどできない」それが2歳さんです。

人の行動には必ず原因があります。2歳さんも同じ。行動には全て原因があるものです。

気持ちを伝えたいのにそれができない自分。
ひろばで楽しく思い切り遊んでるのに、もうすぐおもちゃを片付ける時間になりそうだ。
もっと遊びたい!!だけどこの気持ち、どうやって伝えたらいいんだろう。
なんだろう、このモヤモヤした気持ちは。ねぇママ僕どうしたらいいの。
もうわからないよ!

すずさんのお子さんの本当に気持ちは分かりませんが、子どもは意味なく癇癪は起こしませんので、もし支援拠点「ひろば」にいるときにそういうことが起きたなら、これはチャンスです。
スタッフや他のママさん達とみんなでその原因について考えてみたいですね。
癇癪は抑えようとしても抑えられません。原因があるのだろうとそれを探ってみるのが良いと思います。

時間や場所、環境の変化などはっきりとした原因があれば良いのですが、目から入った情報から刺激を受けていたり、触感(服の感触とかタグがあたるとか)からの刺激だとか、大人がすぐにわからないこともあるでしょう。
いつも一緒にいるママにしかわからないこともあるかもしれません。

でも、だからこそママなのです。
すずさんは息子さんにとってずっと世界で一番の味方であることに変わりはありません。
癇癪が起きてしまったら5つ数えて落ち着きましょう。
大丈夫、大丈夫と唱えてください。
そしてど〜ん!と構えて「なんで癇癪を起こしているのか」探ってほしい、と老婆は思います。

外にいる時は肩身の狭い思いをしていらっしゃるのではないでしょうか。そこをどうにか変えたいと、私たちも日々あがいています。一緒に右往左往しましょう。
そういう姿を子どもたちに見せるのも私たち大人の仕事だとも、老婆は思っています。

くまっぺ広場 第2

すずさん、毎日本当にお疲れ様です!

イヤイヤが言えるようになったことは、手がかかるかもしれませんが、「いや!」と言えることは自立の一歩と聞いたことがあります。
「もっとこうしたかった」「できると思ったのにうまくいかなかった」お子さん自身も感情をうまくコントロールできずに、自分でもどうしたらいいのかわからなくなっているという、とっても不安定な時期なのです。
すずさんの子育てに何か問題があるわけではないのです。

支援拠点(ひろば)を利用されているとのこと。
すんなりお帰りができる他の親子さんがうらやましく見えることもあるでしょう。
そんな中、よくぞ連れ出していらっしゃいますね。
おうちにいたら、経験できないことが経験できる場所が「ひろば」なのだと私は考えています。
いまは、おかたづけも練習中。うまくいかなくったっていいんです!当然なのです。
大人になって「かたづけたくなーい!」っって駄々をこねている方はいませんよね。

ただ、声掛けの内容やタイミング次第でうまくいくこともあります。
癇癪がくせになっているのかもしれません。

「このあとはお外にいこうか」「遊んだ後はおやつ食べようか」「このあとはお買い物にいこうか」あらかじめ楽しいことを予告しておくのもいいかもしれません。

それでもうまく行かなかったら
「どうぞイヤイヤしてくださいっっ」とどっしり構えるのも手かもしれません。

あとは、ずすさん自身のストレス発散ができる時間がとれるといいですね!
ママも喜怒哀楽のある人間ですから!