ハザードマップを確認しよう!!
2024年08月29日ニュース
熊谷気象台は、29日の昼過ぎ以降、台風の本体が近づく前から大雨が降り、9月1日までの総降水量が250~300ミリになる恐れがあるとして、大雨への厳重な警戒を呼びかけました。
雨や風が強まる前に確実にやっておきたいことが、ハザードマップの確認です。自宅や仕事場、学校のある場所、通勤通学ルートの周辺に「河川の洪水」や「土砂災害」のリスクはないか。また、いざという時に避難する場所はどこにあるのか。イメージしておいてください。
ひろばに来るママさんたちのも、ハザードマップでの確認を呼びかけています!
「台風の接近が確実になった」「台風の影響で雨が強くなってきた」「高齢者等避難(警戒レベル3)」の情報が発表された場合、状況が悪化する前に避難先を決めることが重要です。
避難に時間がかかる小さな子どものいる家族も、「高齢者等」に含まれます。
つまり警戒レベル3で避難しますので、遅くとも警戒レベル2が発令された時点で準備をします。
ただし、一段階ずつ順番に発令されるとは限りません。警戒レベルにかかわらず、不安を感じたら早めに避難することをおすすめします。
- 防災リュックを出しておく
- レインコート、ヘルメットなどの身支度を整える
- ブレーカーを落とし、ガスの元栓を閉める
- 戸締まりをする
★避難する場合の注意点
- 傘はささずに、杖として使う
- 長靴よりもスニーカー(できれば厚底)
- 忘れずに頭を保護(ヘルメットがなければ、自転車用ヘルメットや厚手の帽子を着用)
- ベビーカーは置いていく
- 子どもとしっかり手をつなぐ
- 道の真ん中を歩く
避難というのは文字通り「難を避ける」という意味であり、避難所に行くことだけが選択肢ではありません。自宅の場所が安全なら2階以上で過ごす(垂直避難)、
川や山の斜面などから離れたリスクの少ない場所にある親戚や知人の家のほか、ホテル、浸水の心配の無いマンションの上の階なども選択肢になります(分散避難)。
いざという時、家族や大切な人がそばにいるとは限りません。台風が接近する前の落ち着いている時期に「いざという時どうするか」ハザードマップをもとにリスクや避難先を話し合っておくことが重要です。
避難所の確認や、避難所でなくても親せきや知人、マンションの上の階の人などに「いざという時は避難させてもらうかも・・・」と一声かけておくことも大切です。
育自サイトの《防災のページ》も参考にしてください!
★NHK防災より参照