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2023年11月01日ニュース

2023年のスローガンは「小さな一歩 大きな影響 
すべ​ての赤ちゃんに生まれた時から肌と肌のふれあいを

1月17日は世界早産児デー(World Prematurity Day)です。
世界早産児デーは、世界の早産における課題や負担に対する意識を高めるために、2008年にヨーロッパNICU家族会(EFCNI)および提携している家族会によって制定され、1年で最も重要な記念日の一つです。

2023年の世界早産児デーのスローガンは、下記の通りです。

小さな一歩 大きな影響 
すべ​ての赤ちゃんに生まれた時から肌と肌のふれあいを


家​族と赤ちゃんのふれあいは、NICUに入院している赤ちゃんの治療やケアに役立ち、しかも、家族と赤ちゃんをとても幸せにします。
肌と肌のふれあいは、心と心のふれあいです。
赤ちゃんが生まれた時から、家族は赤ちゃんと肌と肌でふれあうことが出来ます。

肌と肌のふれあい、カンガルーケアの効果は科学的に証明されており、次のような効果があります。



家族の絆と愛着を深める
家族の精神的負担を軽減する
お母さんの母乳の分泌を促し、母乳育児をしやすくする
赤ちゃんの酸素飽和度が高くなり、安定する
赤ちゃんの体温、心拍数、呼吸が安定する
赤ちゃんが痛みを伴う処置で泣くことが減る
赤ちゃんの体重増加を促進する
赤ちゃんの安らかで長い眠りを促す
赤ちゃんの感染症のリスクや重症度を軽減する
新生児死亡率が低下する


​どのような場合でも、家族と赤ちゃんは貴重なふれあいの時間を過ごすことができるはずです。家族と赤ちゃんのふれあいは常に大切ですが、特にNICUにおける家族との肌と肌のふれあいには大きな意味があります。

小さく産まれた子どもと家族の会「一歩」からのメッセージです。

 全国各地で家族会だけではなく企業や行政、医療機関で世界早産児デーでの啓発活動をしています。「世界早産児デー」「リトルベビー」の認知度が少しずつですが上がってきているように感じます。


小さく生まれた赤ちゃんであってもなくても、早く生まれた赤ちゃんであってもそうでなくても、障害があってもなくても、様々な赤ちゃんとその家族が安心して子育てできる社会になったら良いなと思っています。
そのために家族会一歩も出来ることをできる範囲でみんなで続けていけたらなと思ってます😊💕